セミナーレポート「不登校生と海外留学」について

                                留学協会事務局長 酒井雅典

 2月4日(土)に、中学・高校の教員、RCA合格者、留学業者、また一般の方々に向けて「不登校と海外留学」についての研修会を行いました。

 基調講演の講師は、NPO福岡教育支援センターの中島靖博氏で、ご自身の学習塾を通して、不登校や引きこもりをしている生徒さんへの対応についてのお話をいただきました。

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 お話の中で、「子供たちが変わったのではない、子供たちを取り巻く環境が変わったのだ。」というお話があり、「だから、環境を変えることで、良い変化をもたらせることが出来るのではないか。その一つが海外留学である。」と言われ、いくつかの成功の事例を挙げていただきました。
やはり、こういった成功の事例や、海外留学と言う一つの道を、留学協会として、より一般に広く知っていただく活動が必要だなぁ、と強く感じました。

 また、基調講演後、講師の中島氏、AJ国際留学支援センターの岩崎氏、不登校新聞社の信田氏に参加していただき、パネルディスカッションを行いました。
海外留学アドバイザー1期生の本田氏がコーディネーターになりました。

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 信田氏の自分の体験を通してのご意見は、とても真実味があり、「子供たちに対して一人の人間として話を聞いてほしい。理解者が子供の回りに増えることが重要。」という言葉は、とても身にしみました。
 また、「親が子供をもっと理解し、変わるべき」という意見に対して、中島氏の「親が変わるのは難しい、環境を変えてあげることで、子供が変わり、また、親が変わるのがいいのでは」という意見がありました。
 岩崎氏は、「とにかく留学先に送ってしまえば良い、とする業者の対応に疑問」を持ちつつ、教育者として、留学業者があるべき立場に葛藤をしていました。
 参加者の仲で、IGEというロサンゼルスからのきていただいた留学業者がおり、現地の受入団体としての意見をいただきました。IGEとしては、留学をしてくる学生(いろいろな問題を抱えている)が、ロサンゼルスで、どんどん成長している様をみて、どんどん学生を受け入れたいと意欲を示してくれました。また、その成功例など、次回の研修会等で説明をいただきたいとお願いしています。

 結論としましては、「こういった研修会、勉強会を定期的に続けていくことが大事である」ということになりました。今回は、残念ながら参加の人数が少なかったですが、実績を積み重ね、より多くの方との情報交換をできるようにしていきたく、次回の「不登校生と海外留学」についての企画を立てていきたいと考えてております。

非常に中身の濃い研修会でした、皆様ありがとうございました。
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by rgkk | 2006-02-06 10:48 | セミナー
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